今回は理学療法士国家試験に、毎年必ずと言っていいほど出てくる発達に関連する問題についてです
国家試験の過去問題で出題された箇所のみを覚えようにも、多すぎて挫折した人が多いのではないでしょうか?
また、発達検査では遠城寺式の他に、DDST(デンバー式発達スクリーニングテスト)も出題される始末
全国からため息が聞こえてきそうですが、
そんな、ため息をした学生たちに国家試験直前でも覚えられる方法を伝授します
また一度に全て覚えようとすると、いくら天才の皆さんの脳でも保たないので、いくつかのPartに分けさせてもらいました
遠城寺・乳幼児分析的発達検査法の基本
そもそも遠城寺式乳幼児分析的発達検査法とは、1958年に遠城寺さんが脳性麻痺や精神遅滞などの評価法として開発したものです
画像は見づらいと思いますので、詳細はご自身の参考書等を見てください

ここでは国家試験で問われる可能性の高い基本的な特徴を紹介します
項目は大きく、運動、社会性、言語を評価することができます
また、
- 運動には移動運動の手の運動
- 社会性には基本的習慣と対人関係
- 言語には発語と言語理解
が含まれます
対象年齢は生まれてから4歳8ヶ月までです
検査方法が簡単なため、短時間で終了します
実際の検査方法は割愛します
5~6ヶ月に獲得する事~語呂合わせ~

「寝返りゴロゴロ、5,6ヶ月」
覚えやすいですね!
しかし、今回はこれだけではありません
イラストを用意したので、イラストとゴロを一緒に覚えてください

え?なんでビスケット??と思われた方はお目が高い!!
上から失礼しました。すみません。。
遠城寺・乳幼児分析的発達検査表の5,6ヶ月の欄には
- 寝返りをする
手を出してものをつかむ - ビスケットなどを自分で食べる
- 鏡に映った自分の顔に反応する
- 人に向かって声を出す
の5つの項目があります。
ここでもう一度、イラストを見てください

寝返りをする赤ちゃんが、手を伸ばして、ビスケットを取ろうとしていますね。
な、な、なんとこのイラストで5,6ヶ月にある項目の、3/5を覚えることができるんです!!
- 寝返りをする
- 手を出してものをつかむ
- ビスケットなどを自分で食べる
- 鏡に映った自分の顔に反応する
- 人に向かって声を出す
これであれば、そんなに苦労しなくても覚えられますよね?
次回もお楽しみに!
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